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2006/02/11

博士の愛した数式

今日家族と一緒に見てきました。

博士の愛した数式、去年読んだ本のなかで一番好きな作品です。

博士の数字に対する愛情、子どもに対する愛情を見ていると、なぜか自分が優しくされたような感覚を覚えて、読後とてもあたたかな気持ちになりました。

私も博士ほどではないけれど数字が好きです。算数の成績は全然よくなかったんですけどね。

浪人生だったころに、図書館で「エレガントな回答を求む」という、なんともマニアックなタイトルの本を見つけたときは、かなり興奮しました。新聞の連載記事を集めて書籍化したものらしいのですが、そこはまさに数字愛好家のたまり場でした。毎回出題される問題に対し、いかにエレガントな解答を出せるか。その問題がまた難しい。でも、なぜか問題を見てるだけでも楽しいんです。シンプルな一見小学生でも解けるんじゃないか?と思うような問題もあるんだけど、いざペンを握ると何時間悩んでも無理。でもそれがたまらん。解答は悔しくて見たくないんだけど見てみたら、ほんとうにヤラレターってなります。しかも答えは一つじゃないんです。これもエレガントやなぁ、おぉぉこれもえぇな~ってぐあいに。友達にこの本の話したらめっちゃウケてました。別にウケねらってないのに。

こんな私なので博士の愛した数式は本当に読んでてうれしくなりました。うれしくて、数学が全然できない母にも読め!とすすめてしまったほどに。そしたら母も気に入ったようでした。

この作品は数学的な部分でももちろんおもしろいけど、それ以上に家政婦さんとその息子の博士に対する接し方がとても素敵だなと思います。記憶が不自由な博士が何回同じ質問をしても、いやな顔一つせず、毎回毎回大切に受け答えする姿がとてもほほえましい。老人も子どもも大人も皆がお互いを思いやる、こんな関係がどこにでも存在すればいいのになあ。

とにかく、誰にでもすすめたくなってしまう、そう思えた久しぶりの作品です。

小説か映画かどちらがよかったかと言われると。。。やっぱり小説かな。

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