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2008/06/19

報道の目的って?

先日起きた秋葉原での無差別殺人事件

私もやりきれない思いに打ちのめされました

そして、その報道にもやりきれなさを感じました

 

報道は、ただひたすら被害者を一人ひとり生い立ちから調べ上げ、全員分を長い時間かけてVTRで流す。

あるいは加害者の気持ちが分かるといった視聴者の意見を多数とりあげる。

そういったことに時間が費やされていたように思います。

これがいいか悪いかは私には分かりません。

でも見ていて違和感を感じました。

それに時間を割く前にもっと別の視点からの報道はできなかったのか…

私には今の報道は新しい事件、それもよりショックな事件に飛びついて、ほら見てみな、こんなスゴイ事件があったんだぞと言いたいだけのように見えます。

すべての事件が報道したらしっぱなし。いったい報道の目的は何なのか?私にはわかりません。

起きたことをありのままに伝える これが報道の目的なのだとしたら、なぜ悪いことばかり伝えるのか?

嫌な出来事ばかりを連続でただただ流し続けるから世の中が余計悪くなっていく気がするのです。

仮に嫌な出来事でも1つの事件を粘り強く取材して、そして同じような事件が起きないような道筋を示せるところまでを報道することができれば話は変わってくると思います。

それができないならせめて嫌な事件と同じだけいいニュースも混ぜて欲しい、そう思ってしまいます。

 

最近は報道番組を見るのが苦痛になってしまってテレビは5分間ニュースとWBSがメインになっています。あとは新聞。

意外と気に入っているのはラジオです。

ローカル番組ですが、α-MORNING KYOTOという番組で、DJの佐藤弘樹さんがその日の新聞からニュースを抜粋して話をしてくれるコーナーが私は大好きです。ただニュースを伝えるだけじゃなくて、各新聞の取り上げ方の違いや佐藤さん個人の意見が聞けて、テレビよりも何倍も気に入っています。

 

それと、

今日のNBonlineの伊東乾さんの「常識の源流探訪」というコラムで「無差別殺人はいつ起きるか? 」という記事が掲載されていました。

この記事では無差別殺人が起きる背景や、起きてしまった犯罪に対する司法や社会のあり方について言及されています。

こういう記事が読みたかった!

伊東さんの視点にはいつもうならされます。

 

テレビはスピードが要求されるのは分かりますが、時にはスピードよりも大切なことがあるはずです。裁判の判決が出たからって息をきらして走って「無罪です!」と言うのも必要ありません。

どうか、もっと中身のある報道をよろしくお願いします。

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